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10-11 プレミア week30 [サッカー]

各会場で日本の被災者に対する黙祷が捧げられた第30週。代表戦を前にきっちり勝点3をモノにしたのは。


TOP4浮上に痛い足踏みを続けるスパーズ。(0-0 ウェストハム)

  【メンバー】
CLホームのミラン戦をスコアレスドローで乗り切り、QファイナルでR・マドリーとの対戦が決まったスパーズ。
この試合はデフォーの下にラフィー。中盤はレノン、サンドロ、モドリッチ、ベイル。
2連勝中で18位に浮上のウェストハムはC・コール、デンババの2トップ。

  【試合展開】
試合は前半4分スパーズはドーソンのシュートがバー直撃。
さらに6分にも左ベイルの折り返しにデフォーが合わせるも、わずかに枠をそれ、ゴールならず。
一方ハマーズは19分デンババのスルーに抜け出したC・コールがGKとの1対Ⅰをモノにできず。
40分スパーズは左からレノンがドリブルで切れ込んでシュートもポストへ。跳ね返りもデフォーが押し込めず。

後半に入るとラフィー、チョルルカに替えパブリュチェンコ、ハットンを投入するも好調ハマーズを崩せず。
41分にはゴールやや右からのFKをベイルが直接狙うも、GKグリーンが片手を伸ばすと、ボールはバーを叩く。
結局最後までスパーズはゴールが奪えず、スコアレスドローに終わる。

  【感想】
スパーズはCLとの掛け持ちの影響か、3戦勝ちナシで4位浮上へ痛い足踏み。
勝負を決めるエースストライカーの不在がここに来て響く。
一方ハマーズは4戦負けナシ。ヒツルスベルガーの復帰と新加入選手の活躍で大幅に戦力アップ。
残留に向け大きな手ごたえを感じる戦い。



リーグ連敗後の大事な一戦で苦しみながらも勝利をもぎとったユナイテッド。(1-0 ボルトン)

  【メンバー】
FA杯Qファイナルでアーセナルを2-0で下し、シティとのセミファイナルが決まったユナイテッド。
さらにCLでもホームでマルセイユを2-1で下し、Qファイナルでチェルシーとの対戦が決まる。
この試合はルーニー、エルナンデスの2トップ。中盤はバレンシア、キャリック、ギグス、ナニ。
リオが今シーズン絶望といわれるCBにはスモーリングとエバンスが入る。

FA杯Qファイナルでバーミンガムを3-2で破り、ストークとのセミファイナルへ駒を進めた7位ボルトン。
この試合はチェルシーからのローン移籍後ゴール量産のスタリッジとK・デイビスの2トップ。

  【試合展開】
試合は前半ユナイテッドはルーニーが下がってのゲームメイクを余儀なくされ、チャンス少ない。
そこで後半頭からエルナンデス、ブラウンを下げ、ベルバトフ、ファビオを投入。
しかしなかなか波に乗り切れないまま、31分にはCBエバンスがホールデンへの両足タックルで退場となる。
このピンチもキャリックをCBに回し、落ち着いて対応するも攻め手を欠く展開が続く。

それでも終了間際の43分左からエブラが切れ込むと、ナニがシュート。GKヤースケライネンがはじくと、
これにベルバトフが詰めて、ようやくゴールをこじ開ける事に成功。そのまま逃げ切り勝利。

  【感想】
勝ったユナイテッドは苦しみながらも貴重な勝ち点3をゲット。
ただここ最近崩しの局面でのルーニーへの依存度が大きすぎる。もっとゴール前でのプレーに専念させたい。
敗れたボルトンはチャンスも合っただけに残念な結果に。エルマンデルをサイドで起用するのには疑問アリ。



相次ぐタイトル喪失のショックか、敗戦は免れたものの勝点2をとりこぼしたアーセナル。(WBA 2-2)

  【メンバー】
CLアウェイのバルサ戦は1-3と完敗し、2試合合計3-4でCL敗退が決まったアーセナル。
FA杯Qファイナルでもユナイテッドに敗れ、わずか3週間で3つのタイトル争いから脱落。
この試合はファン・ペルシー、ナスリ、アルシャビンの3トップ。中盤はラムジー、ウィルシャー、デニウソン。
ホジソン監督就任以来4戦負けナシで16位に浮上したWBAはオデムウィンギーの1トップ。

  【試合展開】
試合は前半3分WBAは左CKからS・リードがヘディングを突き刺し、あっという間に先制。
一方リズムの悪いアーセナルは25分左クリシーのクロスをファン・ペルシーがヘッド。
バーを直撃したボールがフリーのラムジーの下へ。しかしシュートはGKカーソンに止められ、同点ならず。

後半頭にはアーセナルは中盤デニウソンに替えFWシャマフを起用。
13分にも動きの悪かったラムジーに替えベントナーを投入し、攻撃的な布陣で逆転を図る。

しかし13分アーセナルはWBAが自陣から放り込んだロングボールを
飛び出したGKアルムニアとCBスキラチが交錯。
これをオデムウィンギーに難なくゴールに流し込まれ、2点のリードを許す。

それでも25分アーセナルは左シャマフとのコンビからアルシャビンが目の覚めるシュートを叩き込み、1点返す。
すると33分左タッチ際でアルシャビンがクロスをあげると、逆サイドのベントナー(ポストか?)が折り返し。
DFメイテが処理に手間取ったところをファン・ペルシーが押し込んで、同点に追いつく。
しかしその後逆転には至らず、ドローに終わる。

  【感想】
アーセナルはWBAに対しシーズンダブルこそ免れたが、優勝争いにおいては痛恨のドロー。
ここ数試合代名詞である小気味の良いパス回しが見られないのは心配。
何とか残されたリーグタイトルを獲得して毎シーズン繰り返される勝負弱さの連鎖を断ち切れるか。
一方WBAも残留に向け厳しい戦いが続くが、ホジソン就任以降確実に安定感がアップ。混戦を勝ち抜けるか。



ヨーロッパ出場圏を賭けた直接対決は上昇リヴァプールがサンダランドを下す。(サンダランド 0-2)

  【メンバー】
ELホームでブラガにスコアレスドローに終わり、2試合合計で敗退が決まった6位リヴァプール。
この試合はキャロル、スアレスの2トップ。中盤はカイト、ルーカス、スピアリング、メイレレス。
ここ5戦勝ちナシで8位につけるサンダランドはギャンの下にリチャードソン。

  【試合展開】
試合は前半20分前後にサンダランドはムンタリ、リチャードソンが相次ぎ負傷。
カタモール、マルブランクとの交代を余儀なくされる。

するとリヴァプールは33分浮き球をサンダランドのCBメンサーがトラップミスすると、
スピアリングが奪って抜け出す所を後ろからメンサーに倒される。
主審は一旦P.Aの外を指差すが副審の意見でPKへ判定が変わる。(枠内かはビミョーなところ)
これをカイトが決めて先制。

さらに後半32分ゴール右からのスローインのボールからスアレスがサイドをえぐると、
角度のないところからニアサイドを抜くシュートを決め、2点目。
その後サンダランドはメンサーが退場となり勝負アリ。

  【感想】
勝ったリヴァプールは負傷明けのキャロルがいまひとつも、スアレスとのコンビの完成に期待大。
敗れたサンダランドはこれで6戦勝ちなしと失速気味。ヨーロッパ出場圏獲得へ巻き返したい。



首位追撃をかけた上位の直接対決は4位チェルシーが3位シティを下し、逆転優勝へ望みをつなぐ。
     (チェルシー 2-0 シティ)

  【メンバー】
CLホームでコペンハーゲンに引き分けるも2試合合計でQファイナル進出を決めたチェルシー。
この試合はトーレス、カルー、マルダの3トップ。中盤はラミレス、エッシェン、ランパード。

FA杯QファイナルでFLCのレディングを下し、ユナイテッドとのセミファイナルに駒を進めたシティ。
ELではホームでディナモ・キエフに勝利も、2試合合計1-2で敗退が決まる。
この試合はジェコ、ミルナー、シルバの3トップ。中盤はデヨング、Y・トゥレ、バリー。

  【試合展開】
試合は前半チェルシーはトーレスがきれある動きをみせ、シティは堅い守りでこれを防ぐ。
後半に入ると25分チェルシーはトーレス、マルダを下げドログバ、アネルカを投入。
さらに32分にもカルーに替えジルコフを投入し、早めに動いて流れをつかみに出る。

すると33分ゴール左からドログバのFKにD・ルイスがヘッドで合わせて先制点を奪う。
これに対しシティもようやく36分Y・トゥレ、ミルナーに替えバロテッリ、A・ジョンソンを投入。
しかしチェルシーは慌てず、逆に追加タイムにラミレスがドリブルで中央突破からのシュートを決め、勝負アリ。

  【感想】
勝ったチェルシーは首位追撃へ。ユナイテッドとは直接対決も残し、現時点で1試合少なく勝点差は9。
トーレスのゴールこそないものの、D・ルイスの攻守にわたる貢献度は大。
敗れたシティは4位死守がノルマになりそう。テベス抜きだと得点の予感がない。

10-11 プレミア week29 [サッカー]

リーグも残すところ10試合となった第29週。リーグ最多優勝18回を誇る両雄の戦いの行方は。


バルサ戦を前にホームで痛いスコアレスドローに終わった2位アーセナル。(0-0 サンダランド)

  【メンバー】
先週末カーリング杯決勝でバーミンガムに逆転負けでタイトルを逃したアーセナル。
ミッドウィークにはFA杯5回戦の再試合でレイトン・オリエントに5-0と大勝。
この試合はベントナーの1トップ。中盤はウィルシャー、デニウソンの前にナスリ、ディアビ、アルシャビン。
11失点と守備が崩壊し4連敗中の8位サンダランドはギャンの1トップ。

  【試合展開】
試合は前半アーセナルはナスリを中心に攻め立てるも、サンダランドの堅い守備を崩せず。
40分には右ウィルシャーの浮き球に抜け出したベントナーがGKの頭上を狙ったシュートも、ゴールならず。

後半7分にデニウソンに替えシャマフを投入し、2トップへ移行。
28分にはゴール正面からナスリがFKを直接狙うも、GKミノレが片手でセーブ。
30分には左ウィルシャーのクロスにシャマフが打点の高いヘッドもバー直撃。
一方サンダランドも38分右からセセニョンがDFかわして折り返すと、
途中出場のウェルベックがうまいトラップから反転シュートもGKシュチェスニーが好セーブ。

アーセナルは42分ベントナーのスルーにアルシャビンが抜け出し、GKかわしてネットを揺らすも、オフサイド。
  ( ビミョーな判定に泣く。 )
結局最後までゴールが奪えず、スコアレスドローに終わる。

  【感想】
連戦の続くアーセナルにとってはタフな内容で結果も伴わず、苦しい戦いに。
ミッドウィークのバルサ戦にも影響しそう。
一方サンダランドは最後まで集中切らさず。ヨーロッパ圏内へ再発進。



退屈な勝利で貴重な勝点3を積み重ねたシティ。(1-0 ウィガン

  【メンバー】
K・トゥレにドーピング疑惑が浮上し、最大2年間の出場停止の恐れの出た3位シティ。
ミッドウィークにはFA杯5回戦を戦いアストンヴィラに3-0で勝利。
この試合はテベスの1トップ。中盤はヴィエラ、バリーの前にシルバ、Y・トゥレ、バロテッリ。
ここ10戦わずかに1勝で最下位に沈むウィガンはロダジェガの1トップ。

  【試合展開】
試合は前半シティはシルバの復帰で攻撃に多彩さが見られるも、シュートは少ない。
一方ウィガンはモーゼス、クレバリーを中心にサイドからのカウンターを見せる。
30分にはモゼースがタテ突破から折り返すと、DFコンパニのクリアがマッカーシーの元に。
絶好のチャンスも、シュートは大きく枠をはずれ、得点ならず。

すると38分シティはサイドチェンジから左シルバがドリブルでDFかわしてシュート。
これをGKアル・ハブシがまさかのトンネル。思わぬ形でシティが先制。

後半に入ると15分ウィガンはモーゼスに替えエヌゾグビアを投入。これにより攻撃が活性化。
16分には後方からのFKをゴール前に放り込むと、DFのクリアをマッカーシーが強烈ボレーもGKに阻まれる。
追加タイムにはロダジェガとのワンツーから途中出場のサモンが抜け出しシュートもわずかに外れ万事休す。

  【感想】
勝ったシティは相変わらず内容の乏しい勝利。FA杯を挟んで2週後のチェルシー戦で真価が問われる。
一方ウィガンはチャンスは合っただけに残念な敗戦。残留へ正念場の戦いが続く。



“新生” リヴァプールが “手負い” のユナイテッドを粉砕し、アンフィールドに歓喜をもたらす。
     (リヴァプール 3-1 ユナイテッド)

  【メンバー】
4位チェルシーと勝点差9の6位につけるリヴァプール。
この試合はスアレスの1トップ。中盤はルーカス、ジェラードの前にカイト、メイレレス、マキシが並ぶ。

ミッドウィークにはチェルシーに敗れ、判定にも不満の残ったユナイテッド。
この試合はルーニー、ベルバトフの2トップ。中盤はナニ、キャリック、スコールズ、ギグス。
チェルシー戦でヴィディッチが退場となったCBにはブラウンが入りスモーリングとコンビを組む。

  【試合展開】
試合は前半立ち上がりからリヴァプールの攻守において積極的な姿勢が目立つ。
一方ユナイテッドはなかなかパスの出しどころが見つからないといった展開。
それでも16分ユナイテッドは自陣から乗りスタートからルーニーの落としに
ベルバトフが意表をつくミドルシュートもポストを叩く。

リヴァプールは24分左SBのアウレリオがハムストリングを痛めキルギアコスと交代。
これによりG・ジョンソンを左SBへカラガーを右SBへ回し、CBにキルギアコスとシュクルテル。

そして34分リヴァプールはP.Aの左でボールを受けたスアレスが鋭い切り返しでDFかわすと、
さらに細かいステップでDF2人をかわして折り返し。これをカイトが押し込み、先制。
さらに39分にも右からスアレスのクロス。ユナイテッドはナニが戻ってクリアするもボールはゴール前へ。
これをカイトが頭で押し込み、追加点をあげる。

2点のリードを許したユナイテッドは追加タイムにナニが強烈なタックルをうけ負傷交代。
エルナンデスを前線に投入し、ルーニーが左サイドに回る。
後半に入るとユナイテッドもやや盛り返し、14分には右CKから逆サイドに流れたボールをルーニーがクロス。
これをファーのエルナンデスが戻すと、ベルバトフがヘッドもライン上でメイレレスが体でブロックし、得点ならず。

すると30分リヴァプールはゴールやや右からFK。スアレスが壁の間を抜くシュート。
GKファン・デル・サールがはじいた所にカイトが詰めて、勝負を決める3点目を奪う。
その後メイレレスに替え冬の新戦力A・キャロルが待望のデビューを飾る。
一方ユナイテッドは追加タイムにエルナンデスが一矢報いるも、後の祭り。

  【感想】
勝ったリヴァプールは90分を通してイキイキとしたプレーで首位ユナイテッドを圧倒。
アンフィールドを久しぶりに歓喜の声が包む。今後はスアレス、キャロルのコンビに期待。

敗れたユナイテッドは痛い連敗。2年ぶりのリーグ敗戦も結果だけでなく、内容でも完敗と深刻。
次週はFA杯でアーセナルと、次のミッドウィークにはCLマルセイユ戦とシーズンを左右する連戦が待つ。
さらにファーガソン監督のベンチ入り停止処分も重なりそうで、真のチーム力が問われる局面に。



後半ピンチの連続も前半のリードを守って2強との勝点差を縮めたチェルシー。(ブラックプール 1-3)

  【メンバー】
ミッドウィークにユナイテッドを破り首位と勝点差12(1試合未消化)の4位チェルシー。
この試合はドログバ、トーレスの2トップ。中盤はラミレス、エッシェン、ランパード、ジルコフ。
アダム、キャンベルと攻撃の核を出場停止で欠く15位ブラックプールはビーティー、パンチョン、リードの3トップ。

  【試合展開】
試合は前半チェルシーはトーレスが周囲との連携がいまひとつでリズムが悪い。
それでも20分右CKからテリーがヘッドを決め、先制。

後半に入ると、10分接触プレーで痛めたドログバがカルーと交代。
すると17分スルーパスからカルーが仕掛けるところをDFエバットに倒されPK獲得。
これをランパードが決め、2点目。
さらに21分にもカルーのスルーパスに抜け出したランパードが落ち着いて流し込み、3点目を奪う。

ところがその後大量リードで油断したか、ピンチの連続。
41分にはカウンターからパンチョンにゴールを許すも、リードを守って勝利。

  【感想】
勝ったチェルシーは首位ユナイテッドとの差を一ケタまで縮める。
シティとの次戦が逆転優勝への試金石となる。

10-11 プレミア week18開催延期分 [サッカー]

12月に開催予定だったチェルシーとユナイテッドの大一番。2ヵ月半の時間はどちらに味方したのか。


ホームでの対ユナイテッド戦に絶対の自信を持つチェルシーが逆転勝利で優勝へ望みをつなぐ。
     (チェルシー 2-1 ユナイテッド)

  【メンバー】
週末は対戦予定のバーミンガムがカーリング杯決勝のため試合のなかったチェルシー。
その前のミッドウィークにはコペンハーゲンにアネルカの活躍でアウェイで2-0と先勝する。
この試合はアネルカ、トーレスの2トップ。中盤はラミレス、エッシェン、ランパード、マルダ。

週末ウィガンに大勝し、勝点を60に伸ばした首位ユナイテッド。
この試合はルーニー、エルナンデスの2トップ。中盤はフレッチャー、キャリック、スコールズ、ナニ。

  【試合展開】
試合は前半チェルシーはトーレスがキレのある動きを見せるも、守備の安定したユナイテッドを崩せず。
そして前半30分ユナイテッドは左サイドでナニとのパス交換から
前を向いたルーニーが強烈なシュートを放つと、GKツェフの手をかすめ、先制に成功。

一方チェルシーも40分ランパードがFKから直接ゴールを狙うと、GKがはじいた所に
イバノビッチが詰めるもGKが触ってヴィディッチが体で止め、最後はファン・デル・サールに掻き出される。

後半に入ると負けられないチェルシーは前がかりの姿勢を強める。
すると9分CKからセカンドボールを拾ったエッシェンが左からクロスをあげると、
イバノビッチが競ったこぼれを逆サイドでフリーとなったD・ルイスがボレーで叩きつけ、同点とする。

さらにチェルシーは16分にアネルカを下げドログバを、26分にもマルダに替えジルコフを投入。
一方ユナイテッドはエルナンデス、スコールズに替えベルバトフ、ギグスを起用する。

そして36分チェルシーは左サイドでドログバのヒールからランパードがパス。
一旦はCBスモーリングにカットされるも、こぼれにジルコフが走りこんだ所を
スモーリングに足を掛けられ、PK獲得。
これをランパードが正面に蹴りこみ、逆転に成功。
ユナイテッドは追加タイムにCBヴィディッチが2枚目のイエローで退場となり勝負アリ。

  【感想】
勝ったチェルシーはD・ルイスが攻守に貢献大。
首位ユナイテッドとは1試合少なく勝点差は12でかろうじて優勝へ望みつなぐ。
トーレスにキレが戻ったのは好材料だが、ドログバの起用法については頭の痛いところ。

敗れたユナイテッドは判定に泣く。PKだけでなくヴィディッチも週末リヴァプール戦に出場停止に。
一方で逆転ゴールの直前には相手D・ルイスの2枚目のカードが見逃される。
しかしながら後半攻め手を欠いたのも事実。負傷者による中盤の駒不足が影響。
週末リヴァプール戦に勝利して嫌な流れを断ち切りたい。

10-11 プレミア week28 [サッカー]

FA杯5回戦を挟み2週間ぶりの開催となった第28週。カーリング杯ファイナルも同時開催。


代役チチャリートの活躍でお得意様相手に大勝したユナイテッド。(ウィガン 0-4)

  【メンバー】
FA杯5回戦ではノンリーグのクローリータウンに1-0で勝利も、
ミッドウィークのCLマルセイユ戦はアウェイでスコアレスドローの終わったユナイテッド。
この試合はルーニー、エルナンデスの2トップ。中盤はフレッチャー、スコールズ、キャリック、ナニ。
ここ3戦負けなしも対ユナイテッド12連敗中の18位ウィガンはロダジェガの1トップ。

  【試合展開】
試合は前半ユナイテッドは不用意なパスミスからピンチを招く。
13分にはスコールズのパスをモーゼスに体をぶつけて奪われるとGKと1対1となるも、GKがシュートブロック。
これをしのぐと17分左サイドルーニーとのコンビからナニが折り返すと、
ニアに入り込んだエルナンデスが合わせて、先制する。
しかし18分にはウィガンも左モーゼスの折り返しからエヌゾグビアがヒールで流し、
フリーでマッカーシーがシュートも、再びGKファン・デル・サールが好セーブで阻む。

後半に入るとユナイテッドはチャンスを作るもGKアル・ハブシに阻まれ、なかなか追加点が奪えない展開。
それでも29分GKのキックからエルナンデスが競ったボールをルーニーが戻すと、
抜け出したエルナンデスが落ち着いてシュートを決め、2点目。
これで勢いに乗ると39分自陣から途中出場のギブソンのロングパスに
こちらも途中出場のベルバトフが絶妙のタイミングで抜け出すとGKの前で横に流し、
これをルーニーが無人のゴールに流し込み、3点目。
42分にも右からフレッチャーのクロスを中でルーニーが競ったボールが逆サイドに流れると、
途中出場ファビオがフリーで受けて、初ゴールとなる4点目をあげ、勝負アリ。

  【感想】
勝ったユナイテッドは楽に勝利。今週試合のないアーセナル、チェルシーとの差を広げる。
ミッドウィークのチェルシー、週末のリヴァプールとのアウェイ2連戦に弾みをつける。
敗れたウィガンは後半一方的に攻め込まれる。守備の建て直しナシに残留は厳しい。



4位浮上へ急上昇のリヴァプールが下位ハマーズにまさかの取りこぼし。(ウェストハム 3-1)

  【メンバー】
EL決勝トーナメント1回戦はスパルタ・プラハを破り、ベスト16進出を決めた6位リヴァプール。
この試合はスアレス、カイトの2トップ。中盤はルーカス、ジェラード、メイレレス。
3バックにはシュクルテル、カラガーとともに19歳のウィルソンが入る。
FA杯5回戦でFLCのバーンリーに5-1と大勝の19位ウェストハムはピキオンヌとデンババの2トップ。

  【試合展開】
試合は前半22分ハマーズは右サイドからパーカーが故障明けのヒツルスベルガーとのワンツーを受けて
トゥーキックでシュート。うまくGKのタイミングを外し、先制に成功する。
さらに45分にも右からオニールのクロスにデンババがヘッドで合わせて、追加点。

後半に入るとリヴァプールは4-4-2にシフト。さらに4分には好調メイレレスが負傷しエヌゴグと交代。
それでもなかなかスアレスにボールが入らず、チャンスが作れない展開が続く。

しかし39分相手DFのミスからスアレスが鋭い切り返しでDFかわして折り返すと、
ジョンソンが詰めて、1点差に迫る。
ところがハマーズは追加タイムに自陣からのボールに
途中出場のC・コールがDF振り切ってダメ押しのゴールを奪って勝負アリ。

  【感想】
敗れたリヴァプールはスアレスを生かすためにもA・キャロルのデビューが待ち遠しい。
さらに前半途中から出場したJ・コールもそろそろチームに貢献して欲しい。
一方勝ったハマーズは冬の新加入選手によりチーム力が向上し、チームは上向き。
残留に向け力強い一歩を踏み出す。



またもホームで不満の残る戦いで引分けに終わったシティ。(1-1 フルアム)

  【メンバー】
FA杯では4回戦再試合でノッツ・カウンティーに5-0と大勝。
ミッドウィークのELでもギリシアのアリスにジェコの2ゴールで勝利し、ベスト16進出を決めたシティ。
この試合はジェコの1トップ。中盤はバリー、Y・トゥレの前にサバレタ、テベス、バロテッリ。
FA杯5回戦でボルトンに敗れた13位フルアムはA・ジョンソンとデンベレの2トップ。

  【試合展開】
試合は前半シティは司令塔シルバの不在により攻撃がチグハグ。
それでも26分テベスの横パスを受けたバロテッリが中へ持ち出してシュート。これが決まって先制。

しかし後半に入ると3分フルアムもハンゲランのタテパスに抜け出した
右A・ジョンソンの折り返しにダフが合わせて同点とする。
その後シティはジェコ、コラロフを下げヴィエラ、ミルナーを投入するもチャンスは作れず、ドローに終わる。

  【感想】  
シティはここ5戦5ポイントで首位ユナイテッドとの勝点差が10に広がる。今後は4位死守が現実的か。
依然ジェコ、バロテッリがチームにフィットせず。今後は来期を見据え選手の見極めも必要。
一方フルアムは後半ペース握るも、ヒューズ監督のリベンジはならず。それでも調子は上向き。

10-11 プレミア week27 [サッカー]

ミッドウィークに代表親善試合を挟んで行なわれた第27週。イングランドはデンマークに2-1で勝利。


ダービー史にのこるルーニーの “スーパーゴール” でユナイテッドがシティに引導を渡す。
     (ユナイテッド 2-1 シティ)

  【メンバー】
先週は最下位ウルブス相手にまさかのシーズン初黒星を喫した首位ユナイテッド。
この試合はルーニーの1トップ。中盤はスコールズ、フレッチャーの前にナニ、アンデルソン、ギグス。
リオに続き、エヴァンスも負傷したCBにはスモーリングが入り、ヴィディッチとコンビを組む。

ここまで12完封を誇り、首位ユナイテッドとは勝点差5の3位につけるシティ。
この試合はテベスの1トップ。中盤はバリー、ミルナーの前にY・トゥレ、シルバ、コラロフ。

   【試合展開】
試合は前半4分シティは右サイドでシルバ→Y・トゥレ→テベスと短いパスをつなぐと、
シルバが抜け出し、シュートを放つもわずかに枠をそれる。

その後は両チームともに枚数を増やした中盤での激しいバトルが続く展開に。
34分ユナイテッドはギグスのクロスにファーからフレッチャーが飛び込みヘッドも、GK正面。
そして41分Gkのキックからルーニーが競ったボールをギグスがダイレクトで前へ送ると、
うまいトラップで持ち出したナニが落ち着いてシュートを決め、先制する。

後半に入るとシティはコラロフに替えS.W.を、16分にはミルナーを下げ、ジェコを投入し、4-4-2へ変更。
すると20分シティは右サイドS.W.の折り返しをジェコがシュート。
これがシルバの背中に当たり、方向変わってゴールイン。同点に追いつく。
  ( 結局シルバのゴールと判定され、ジェコのリーグ初ゴールはお預け。 )

追いつかれたユナイテッドは22分アンデルソンを下げ、ベルバトフを投入し、2トップに移行。
すると33分ユナイテッドはスコールズが右へ振ると、ナニがクロス。
これマークについていたDFサバレタに当たってボールはやや後方へ。
浮き上がったボールを中央で待ち構えていたルーニーが “スーパー” なオーバーヘッドで逆転。
そのままユナイテッドが逃げ切り、勝利。

  【感想】
勝ったユナイテッドは心配されたスモーリングも含め、安定した守備で改めて強さを見せつける。
ライバル・シティ相手に昨年移籍のうわさの飛び出したルーニーのゴールで勝利した事で喜びも格別か。
このままリーグ制覇に向け再発進と行きたいところ。

一方敗れたシティは消化数が1試合多い中で勝点差が8に開く。実質優勝争いからは脱落か。
それでもテベスとシルバのコンビや、2トップに光明も。CL圏内の死守が絶対的な目標に。



先週の大量失点ショックを引きずらず、完封勝利で2強体制を維持するアーセナル。(2-0 ウルブス)

  【メンバー】
先週ドローに終わるも、首位ユナイテッドとの勝点差を4に縮めた2位アーセナル。
この試合はファン・ペルシーの1トップ。中盤はソング、ウィルシャーの前にウォルコット、セスク、アルシャビン。
先週ユナイテッドに勝利もアウェイではわずか1勝で19位のウルブスはK・ドイルの1トップ。

  【試合展開】
試合は前半開始早々、突然の雹交じりの雨が降る予想外のスタートに。
その中前半16分アーセナルは右からセスクのクロスにファン・ペルシーが抑えの利いた右足ボレーで先制。

さらに31分には左アルシャビンの折り返しにウォルコットがシュートもGKブロック、
こぼれをセスクが狙うもDFステアマンにブロックされる。
追加タイム46分にもファン・ペルシーのシュートがGKヘネシーに阻まれるなど、追加点が奪えず。
後半1分にもウィルシャーがスルスルとドリブルで持ち上がると、自ら打つと見せて、右サイドへ。
どフリーでウォルコットがシュートするも、枠を外し、嫌なムードに。

それでも11分セスクの出したボールに抜け出したウォルコットが折り返すと、
これをファン・ペルシーがきっちりモノにし、待望の追加点。
その後はCLバルサ戦を控えファン・ペルシー、アルシャビンを下げる余裕を見せ、勝利。

  【感想】
勝ったアーセナルは得点こそ2点に留まったが、内容は完勝。
ナスリ不在でも十分戦える事を見せ、ミッドウィークのCLバルサ戦に弾み。
敗れたウルブスは枠内シュートゼロと寂しい内容。残留にはアウェイでの戦い方に課題。



連勝ストップも確実に進歩を遂げるリヴァプール。(1-1 ウィガン)

  【メンバー】
CL圏内の4位まで勝点差6の6位まで浮上してきたリヴァプール。
この試合はカイト、スアレスの2トップ。中盤はマキシ、ルーカス、メイレレス、アウレリオ。
一方18位と苦戦の続くウィガンはロダジェガ、V・モーゼス、エヌゾグビアの3トップ。

  【試合展開】
試合は前半24分リヴァプールは左からアウレリオがクロス。
DFゴフリがクリアしたボールが浮き上がると、メイレレスがボレーで叩き込み、先制。
27分には左サイドで受けたスアレスがDFかわしてシュートも逆サイドポストに阻まれ、ゴールならず。

後半に入ると9分リヴァプールは好調メイレレスが体調不良で退くと次第にリズム失う。
そして20分ウィガンは右エヌゾグビアのクロスに中ロダジェガは触れずも、
逆サイド飛び込んだゴフリが合わせて同点とする。

リヴァプールも32分ゴールやや左からのFKにスアレスのキックはバーを直撃。
メイレレスの替わったエヌゴグが目立った活躍が出来ぬまま、試合はドローに終わる。

  【感想】
リヴァプールは連勝が4でストップ。それでも初先発のスアレスは早速チームに馴染む。
特にカイト、メイレレスとのコンビは良好で今後のゴールラッシュに期待。
一方ウィガンは貴重な勝点ゲット。残留にはもっとロダジェガを生かした戦いをしたい。



苦しみながらもCL圏内確保に向け貴重な勝ち星を挙げたスパーズ。(サンダランド 1-2)

  【メンバー】
5位ながら4位チェルシーとは同勝ち点で並ぶスパーズ。
この試合はデフォー、パブリュチェンコの2トップ。中盤はピーナール、ジーナス、クラニチャル、サンドロ。
連敗中も7位につけるサンダランドはギャンの下にリチャードソン。中盤には新加入のセセニョン、ムンタリ。

  【試合展開】
試合は前半11分サンダランドは左リチャードソンが低くて速いクロスをあげると、
ギャンがトラップから振り向き様のシュートを決めて、先制する。

一方スパーズも44分右CKからドーソンがヘッド。GKの前にギャラスが入り込むと、触れなかったものの、
ボールは視界をさえぎられたGKゴードンの股を抜き、同点に。

後半に入るとサンダランドはギャンが左サイドを突破して折り返すと、
リチャードソンの落としからマルブランクがシュートもGKゴメスの好セーブに阻まれる。
すると12分スパーズは右からのクロスにDFのクリアが浮いたボールを、
クラニチャルが2戦連続となる見事なボレーで、逆転し、そのまま勝利を掴む。

  【感想】
勝ったスパーズは火曜日に試合を控えるチェルシーを抜き、4位に浮上。
レノン、モドリッチを欠きながらの勝利で、ミッドウィークのCLミラン戦に大きな弾み。
敗れたサンダランドは3連敗。ヨーロッパ出場圏確保にはここが正念場か。



何とか敗戦は免れたものの、リーグ連覇が限りなく遠のいたチェルシー。(フルアム 0-0)

  【メンバー】
先週リヴァプールに敗れ、首位ユナイテッドとの勝点差10の4位とリーグ連覇に黄信号のチェルシー。
この試合はトーレス、アネルカ、マルダの3トップ。中盤はラミレス、エッシェン、ランパード。
新加入D・ルイスがCBで初スタメンを飾る。

一方ホーム3連勝中で12位まで浮上したフルアム。
冬の移籍でストークからグジョンセン、チェルシーからカクタ、ヴィラからシドウェルを獲得。
この試合はA・ジョンソン、デンベレの2トップ。中盤にはシドウェルもスタメン起用。

  【試合展開】
試合は前半チェルシーは新加入トーレスがなかなかボールに絡めず、つながりが悪い。
それでも追加タイム47分に自陣からD・ルイスのロングフィードに
トーレスが抜けるも、トラップミスでシュート打てず。

後半に入ると21分チェルシーはアネルカに替えカルー、26分にはトーレスを下げドログバを投入。
さらにD・ルイスが右SBに回り、積極的な攻め上がりでチャンスを演出。
フルアムも38分デンベレ、マーフィーを下げ、グジョンセン、ゲラを投入するも、得点ないまま90分が経過。

試合は3分間の追加タイムに入る。
迎えた48分フルアムはカウンターからデンプシーがP.A内で単独突破を試みると、
チェルシーはD・ルイスがサイドに追い込み、タックルでボールを奪いに行く。
このタックルがデンプシーの足に掛かりP.A内で倒れると、主審は迷わずPKを宣告。

フルアムはウェストロンドンダービーでチェルシー相手に勝ち点3をあげる絶好のチャンスを掴む。
しかし自らPKキッカーとなったデンプシーのシュートはコースが甘くGKツェフがストップ。
跳ね返りを再びデンプシーがボレーで狙うも大きく枠を外れ、同点のまま試合終了。

  【感想】
チェルシーは最悪の事態こそ免れたものの、勝点1に留まり、首位ユナイテッドとの差は12に広がる。
直接対決を2試合残すとはいえ、逆転優勝はほぼ絶望か。
今後はオーナー・アブラモビッチにとって悲願のCL制覇に主眼を置く戦いとなるか。
一方フルアムは惜しくも勝点3つかみ損ねるも、チームは上昇ムード。まずはトップ10を狙いたい。

10-11 プレミア week26 [サッカー]

ミッドウィークに続いての連続開催となった第26週。トーレスをめぐる因縁の対決が早くも実現。


“ジキルとハイド” な不安定さで4点のリードを失いドローに終わったアーセナル。(ニューカッスル 4-4)

  【メンバー】
ここ8戦負けなしで首位ユナイテッドを勝点5差で追う2位アーセナル。
ところがナスリが3週間の離脱、GKファビアンスキが今シーズン絶望と悪いニュースも。
この試合はファン・ペルシーの1トップ。中盤底ディアビとウィルシャーの前にウォルコット、セスク、アルシャビン。
GKには故障から復帰にしたアルムニアではなく、若いシュチェスニーが入る。

A・キャロルを失った10位ニューカッスルはヴィラからMFのS・アイルランドが加入。
FWアメオビも頬骨を骨折し、欠場。この試合はベストの下にノーランを置く布陣。


  【試合展開】
試合は前半立ち上がりからアーセナルの一方的な展開に。
前半開始42秒中盤でディアビのパスをアルシャビンがダイレクトで叩くと、
ウォルコットが抜け出し、CBコロッチーニを振り切ってシュートを決め、早くも先制。
さらに3分にはゴール左からFKに中でフリーとなったジュルーが頭で合わせて、2点目。
10分には高い位置でボールを奪うとジュルーが右へ振ってウォルコットの折り返しに、
ファン・ペルシーが合わせて、3点目。
20分にも右サニャのクロスにフリーでファン・ペルシーがヘッドを決め、4点目をあげる。
  ( この時点でニューカッスルサポーターの中にはスタンドを立ち去る人も。 )

しかし後半に入ると4分アーセナルはCBジュルーが負傷し、故障明けのスキラチと交代。
5分ディアビがバートンとの接触プレーの後、後ろから突き飛ばし、レッドカードで一発退場。
  ( この2つの出来事をきっかけに一気に流れが変わる。)
後半13分ニューカッスルは右CKからベストが粘ってボールキープすると、
後ろからコシェルニーに倒されPK獲得。これをバートンが決め、1点を返す。

すると28分ロベンクランツを下げ、レンジャーを起用し、フィジカルに強いFW2枚を並べ勝負に出る。
30分には左エンリケのクロスからベストがヘッド。足元にこぼれたボールを自ら押し込み、2点目。
28分には左FKをゴール前に蹴りこむと、ファーサイドでウィリアムソンが競りに行く所を、
コシェルニーとロシツキーに挟み込まれ、PK獲得。これを再びバートンが蹴りこみ、1点差に。

そして迎えた42分右FKからDFのクリアボールをティオテがダイレクトで左足を一閃すると、
糸を引くようなボールがゴール左へ吸い込まれ、ついに同点に追いつく。
追加タイムにもノーランが決定機を迎えるも、これは決められず逆転はならずも、まさかの同点劇。


  【感想】
アーセナルはまさに自滅の展開。DFの不安定さは相変わらずで、CBの補強をしなかった事が悔やまれる。
一方ニューカッスルはレンジャー投入が当たる。ベストとの2トップでキャロルの穴を埋めたい。



最下位相手にまさかの逆転を許し、リーグで30戦ぶりの黒星を喫したユナイテッド。(ウルブス 2-1)

  【メンバー】
先週のファン・デル・サールに続き、G・ネビルがシーズン途中での引退を発表したユナイテッド。
この試合はルーニー、ベルバトフの2トップ。中盤はナニ、フレッチャー、キャリック、ギグス。
CBはリオがウォームアップ中に負傷し、替わってエヴァンスがヴィディッチとコンビを組む。

最下位に沈むウルブスにはスパーズからオハーラ、FLCのバーンズリーからハミルが加入。
この試合はK・ドイルの1トップで臨む。


  【試合展開】
試合は前半3分ユナイテッドはCCからフレッチャーの出したボールに
右サイドナニが抜け出すと、中への切り返しから左足シュートを決め、早々と先制。

しかし10分ウルブスは左CKから素早くショートコーナーを蹴ると、
エロコビがヘッドを決め、同点に追いつく。
さらに40分にゴール右からFKのチャンスを得ると、ミリヤシュがゴールへ向かうキックを蹴る。
これにドイルとエロコビが飛び込み、最後はドイルの体に当たって、ゴールイン。ウルブスがリードを奪う。

ユナイテッドは後半開始からキャリックを下げスコールズを投入し、リズムの変化をはかる。
さらに20分にはエヴァンス、ベルバトフに替えスモーリング、エルナンデスを起用する。
スコールズの起用でサイドを変えるロングレンジのパスが増えるも、結局決定機は作り出せず、敗戦。


  【感想】
敗れたユナイテッドはリーグでは30戦ぶりの敗戦。
早い時間に先制したことが却って慢心を生んだか。リオ不在時のDFの不安定さも相変わらず。
一方勝ったウルブスは相変わらずの大物食い。それでも降格圏からは抜け出せず。安定感が課題。



テベスが27歳の誕生日を自ら祝うハットトリックで快勝したシティ。(3-0 WBA)

  【メンバー】
上位2チームが勝点を落とし、差を詰めるチャンスを迎えた勝点8歳の3位につけるシティ。
この試合はジェコを外しテベスの1トップ。中盤底のミルナー、バリーの前にシルバ、Y・トゥレ、コラロフ。
一方16位までジ順位を下げたWBA。冬の移籍ではアーセナルからベラが加入。
この試合はオデムウィンギー、フォルトゥネ、トーマスの3トップ。


  【試合展開】
試合は前半17分シティは素早いリスタートからコラロフが抜ける所をDFリードに倒されPK獲得。
これをテベスが右へ蹴りこみ、先制する。
さらに22分にはテベスがシルバとのワンツーからDFかわすと、落ち着いてシュートを決め、2点目。
39分には左からコラロフがクロスをあげると、ニアでDFがクリアしたボールが流れると、
これを処理しようとしたDFトーマスの手に当たって、PK。これをテベスが左へ蹴りこみ、3点目。
  ( テベスが自らのバースデーを祝うハットトリック。 ) 

後半頭からWBAはトーマスに替えベラを投入。
17分にはDFラインの裏に抜けたフォルトゥネがシュートもわずかにサイドに外れる。
結局試合はそのまま終了。


  【感想】
勝ったシティは3戦ぶりの勝利も、守備に課題を残す。さらにジェコの使い方は今後難しいところ。
一方敗れたWBAはここ18戦13敗と苦戦が続くなか、ついにディ・マッテオ監督の解任を発表。
今後の巻き返しなるか注目。



青いトーレスに注目の集まった因縁の一戦はトーレスの抜けたリヴァプールが制す。
     (チェルシー 0-1 リヴァプール)

  【メンバー】
3連勝中で勝点10差の首位ユナイテッド追撃体制に入った4位チェルシー。
この試合はトーレス、ドログバの下にアネルカ。中盤にエッシェン、ミケル、ランパード。

同じく3連勝で4位チェルシーに勝点差9の7位につけるリヴァプール。
この試合はカイトの下にメイレレス。中盤はマキシ、ジェラード、ルーカス。ワイドにケリー、ジョンソンの3バック。


  【試合展開】
試合は前半2分チェルシーはマキシの横パスを奪ったトーレスが早速のオープニングシュートもバーの上。
31分にもボール奪ってドログバのスルーからトーレスがシュートも、CBカラガーが体を張ってブロック。

一方リヴァプールは33分左ジェラードの折り返しがゴール前を通過したボールを、
逆サイドでフリーとなったマキシが合わせるも、ボールが浮いてバー直撃。絶好のチャンスを逃す。

前半両チームともに慎重な戦い。メンバーの変化による新システムにも不慣れでミスも多い。
後半に入ると21分チェルシーは流れに乗れなかったトーレスを下げカルー投入。いつもの3トップに戻す。
これによりチェルシーはいつもの攻撃のスムースさが戻る。

しかし24分リヴァプールは右からジェラードが柔らかいクロスを挙げると、
カイトが飛び込んだ所にチェルシーはGKツェフとCBイバノビッチがお見合いし、ボールが流れる。
これを後ろから走りこんだメイレレスがゴールへ叩き込み、先制する。
  ( 好調メイレレスはここ5戦4ゴールの活躍ぶり。 )

チェルシーはその後ミケルに替えマルダ、ボジングワに替え新加入D・ルイスを投入するも、
最後まで決定機は作れず、試合終了。


  【感想】
敗れたチェルシーはユナイテッドとの勝点差を縮める絶好の機会を逸す。
トーレスが馴染めなかった以上にドログバのコンディション不良が気がかり。
今後は4位確保が現実的な目標となるか。

勝ったリヴァプールは対チェルシー戦ダブル達成。チームとしてのまとまりで上回る。
早くキャロルとスアレスが揃い踏みするところが見たい。

10-11 プレミア week25 [サッカー]

FA杯4回戦を挟んでミッドウィーク開催となった第25週。期限最終日に英国史上最高額の移籍劇が。


混戦を制し、1stマッチ完敗(0-3)のリベンジを果たしたチェルシー。(サンダランド 2-4)

  【メンバー】
FA杯4回戦ではアウェイでエヴァートンに1-1と引分け再試合となったチェルシー。
移籍期限最終日にリヴァプールから65億円でトーレス、ベンフィカから27億円でCBのD・ルイスを獲得。
この試合はドログバ、カルー、アネルカの3トップ。中盤にはエッシェン、ミケル、ランパードといつもの布陣。

ここまで6位とヨーロッパ出場を十分狙えるサンダランド。
FWベントを失ったものの、インテルからムンタリ、パリSGからセセニョンと2枚のMFを獲得。
この試合はギャンの下にリチャードソン。中盤には早速セセニョンをスタメン起用。

  
  【試合展開】
試合は前半4分サンダランドは左サイドをドリブルで持ち上がったバーズリーがそのまま中へ切れ込むと、
思い切り良くミドルシュート。これがGKツェフの逆を突き、先制に成功。

するとチェルシーも15分エッシェンの浮き球のパスをPA内で受けたA・コールが
後ろからエル・ムハマディに倒され、PK獲得。これをランパードがきっちり沈め、同点に。
さらに26分にはカウンターからアネルカのスルーに抜け出したカルーが飛び出したGKの前で流し込み、逆転。

しかしサンダランドも26分PA右隅からのFKを得ると、リチャードソンがいっせいにジャンプした
壁の下を抜くキックでゴールを奪い、同点とする。

後半に入ると、15分チェルシーは左CKからDFのクリアをランパードがミドル。
GKがはじいた所をテリーが力強く蹴りこみ、再び逆転。
さらに追加タイム48分には途中出場のマルダが左サイドをえぐって折り返すと、アネルカが合わせて勝負アリ。


  【感想】
勝ったチェルシーはリーグ3連勝でいよいよ完全復調か。
トーレスを加え一気に首位ユナイテッド追撃体制に入りたい。
敗れたサンダランドは5戦ぶりの敗戦。ベントの穴を如何に埋めるかが今後のカギか。



いよいよ本領発揮のルーニーの2ゴールでリーグ無敗を続けるユナイテッド。(3-1 アストンヴィラ)

  【メンバー】
FA杯4回戦ではFLCのサウサンプトンにアウェイで2-1と勝利したユナイテッド。
冬には目立った補強はなく、一方でGKファン・デル・サールが正式に今シーズン限りでの引退を表明。
この試合はルーニー、ベルバトフの2トップ。中盤はナニ、フレッチャー、キャリック、ギグス。

今シーズン初の連勝を飾り、13位に浮上したアストンヴィラ。
冬の移籍ではFWベントに加え、リヨンからMFマクン、スパーズから注目のSBカイル・ウォーカーを獲得。


  【試合展開】
試合は前半わずか48秒ユナイテッドはGKリスタートを
ルーニーが絶妙なトラップからGKの頭上を抜くシュートであっという間に先制。
先制後落ち着いた試合運びを続けると、追加タイム46分右ナニのクロスに
DFの裏を取ったルーニーが合わせて、追加点。

後半に入るとヴィラは13分中央A・ヤングのパスから右サイドを抜け出したダウニングが折り返し。
これをベントがフリーで合わせて、1点返し、反撃体制に入る。

しかしユナイテッドは18分右CKのクリアボールを再びギグスがクロス。
ファーでヴィディッチが落とし、ルーニーがキープして戻すと、
ヴィディッチが豪快なシュートで振り切り、勝負アリ。


  【感想】
勝ったユナイテッドは昨シーズンからのリーグ無敗をクラブ記録に並ぶ29に伸ばす。
戦力補強はないものの、バレンシアの復帰とパクの帰還で十分との判断か。
敗れたヴィラも新戦力の加入で確実にチーム力アップ。トップ10浮上狙いたい。



逆転勝利で首位ユナイテッドを追いかけるアーセナル。(2-1 エヴァートン)

  【メンバー】
FLC4回戦ではアウェイで3部相当のハダースフィールドに2-1で勝利したアーセナル。
冬の移籍ではCB獲得が噂されるも結局は補強ナシ。
この試合はファン・ペルシーの1トップ。中盤底にソング、ウィルシャーの前にウォルコット、セスク、ロシツキー。
一方目立った補強のなく、ピーナールをスパーズに売却したエヴァートンはサアの1トップ。

  
  【試合展開】
試合は前半24分エヴァートンは中盤でボールを奪ったコールマンのパスから、
オフサイド気味に抜け出したサアのシュートが決まって、先制。

これに対しアーセナルは25分セスクの浮き球のスルーからDFのクリアが流れた所を
アルシャビンが合わせて、同点とする。
さらに31分右CKからコシェルニーのヘッドで逆転し、そのまま逃げ切り。


  【感想】
勝ったアーセナルはリーグ3連勝。ユナイテッドに離れず、ついていきたい。
一方エヴァートンは連勝がなく、なかなか上位へあがってこれない。



ジェコ加入効果がなかなか見られず、アウェイで勝ちきれないシティ。(バーミンガム 2-2)

  【メンバー】
FA杯4回戦ではFLCのノッツ・カウンティにアウェイで1-1で引分け、再試合となったシティ。
FWジェコを獲得し、一方でサンタクルス、アデバヨールなど余剰戦力を売却。

スパーズからベントリー、ヴィラからDFデイビスに加え、ルビンからFWマルティンスを獲得し、
残留争いを勝ち抜きたい17位バーミンガム。
この試合はC・ジェローム、ジギッチの2トップ。


  【試合展開】
試合は前半4分シティは右サイドから切れ込んだシルバのパスを受けた
テベスが細かいステップでDFかわしてシュート。これが決まって早々と先制。

しかしバーミンガムも23分ゴール左からベントリーのFK。
ゴール前でワンバウンドして入ってくるボールにジギッチが足先で合わせて同点とする。

その後シティは41分ゴールやや右からコラロフのFK。壁の上を巻いたボールはそのままゴールイン。
  ( コラロフはこれがリーグ戦移籍初ゴール。)
後半にもシティは27分右シルバのスルーからテベスがシュートもGKフォスターに阻まれ、突き放せず。

するとバーミンガムは31分右からカーの入れたボールを途中出場のK・フィリップスガ受けた所を
こちらも途中出場のシティのヴィエラのレイトタックルでPK獲得。これをガードナーが蹴りこみ、同点。
その後シティは最後まで引いた相手を崩せず、ドローに終わり、またも首位ユナイテッドが遠のく。


  【感想】
シティはジェコ加入後、新システムがまだまだ機能せず。4位確保が今後の目標となるか。
一方バーミンガムは得点力アップが今後の浮上のカギか。



トーレスショックを感じさせず、3連勝で上昇ムードに持ったリヴァプール。(2-0 ストーク)

  【メンバー】
トーレスを売却したものの、ニューカッスルから46億でA・キャロル、アヤックスから30億でスアレスを獲得し、
若手主体の魅力的なチームへと変貌を遂げつつあるリヴァプール。
この試合はカイトの下にメイレレス。中盤はルーカス、ジェラード、メイレレス。
両ワイドにケリー、ジョンソンを配し3バックに挑戦。
ヴィラからカリューを獲得した10位ストークはカリューとウォルターズの2トップ。

  【試合展開】
試合は前半大きな動きのないまま後半に突入。
後半2分リヴァプールは少し距離のある位置からのFK。横に流したボールをジェラードがシュート。
DFに当たったボールをキルギアコスが触って流れた所をメイレレスがシュートを決め、先制。

そして18分アウレリオに替え、注目の新加入スアレスが登場。
すると34分リヴァプールはCC付近からカイトの出したボールにスアレスが抜け出しGKかわしてシュート。
DFウィルキンソンが懸命に戻ってクリアも及ばず、ポストに当たってゴールイン。
  ( 結局スアレスのゴールとして認められ、デビュー戦ゴール。 )
試合はそのままリヴァプールが勝利。


  【感想】
勝ったリヴァプールは3連勝。しかも3試合とも完封と、一気に波に乗る。
今後はCL圏内浮上を現実的な目的に切り替えたい。
敗れたストークはカリューの高さを生かした戦いをしたい。

10-11 プレミア week16・18 開催延期分 [サッカー]

12月に大雪のため延期となった第16週・第18週の振り替え。首位ユナイテッドは2位以下を引き離せたのか。


後半一気のゴールラッシュで逆転し、2位との差を5に広げたユナイテッド。(ブラックプール 2-3)

  【メンバー】
今シーズンいまだ無敗で首位につけるユナイテッド。
この試合はベルバトフ、ナニ、ルーニーの3トップ。中盤はスコールズ、フレッチャー、ギブソン。
C・アダムの移籍志願に揺れる12位ブラックプールはDJ・キャンベル、T・フレッチャー、ヴァーニーの3トップ。


  【試合展開】
試合は前半立ち上がりからブラックプールが豊富な運動量で王者相手に一歩も引かない戦いを見せる。
すると前半15分左CKからアダムのキックにキャスカートがヘッドを突き刺し、先制する。

さらに26分にはユナイテッドのCBスモーリングのクリアミスを拾ったヴァーニーの折り返しから
ディンダンが絶好のチャンスを迎えるも、シュートはバーの上に外れ、追加点ならず。
一方ボールが回らず、まるで攻撃の形の作れなかったユナイテッドはギブソンを左に回し、4-4-2に変更。

それでもブラックプールの猛攻は止まらず、43分ヴァーニーのミドルはGKがかろうじてコーナーへ。
そしてこれで得た右CKからニアで競ったボールを逆サイドのキャンベルがヘッドで合わせて、追加点を奪う。

2点のリードを許したユナイテッドは後半頭からギブソンに替え、ギグスを投入。
これで一気に流れを変えると、4分にはナニ、19分にはスコールズが惜しいシュートを放つ。
さらに21分動きの悪かったルーニーを下げ、J・エルナンデスを起用するという思い切った采配を見せる。
すると25分自陣からスコールズのロングボールにエルナンデスが抜け出すも、シュートはGKに阻まれる。

そして27分右ナニが切れ込んで縦スルー。抜け出したフレッチャーが折り返すと、
ベルバトフが合わせて、1点を返す。
さらに29分にはGKのキックから左サイドのギグスがDFラインを切り裂くスルーパス。
これに抜け出したエルナンデスが抜け出し、ゴールへ流し込み、あっという間に同点とする。

35分には接触プレーで倒れた右SBラファエウがタンカで運ばれ、アンデルソンとの交代を余儀なくされる。
長い中断で勢いがそがれるかとも思われたが、ブラックプールも前半の反動で足が止まる。

そして43分C.C付近からスコールズがサイドチェンジのパスを出すと、
左サイドで受けたベルバトフが持ち出して、逆転ゴールを決め、そのまま勝利を掴む。


  【感想】
勝ったユナイテッドはギグス投入で流れを変える。
苦しい状況でも点をあげたベルバトフにもたくましさを感じる。今度こそ信じていいのか。
これで2位アーセナルとの勝点差を5に広げる。もう一つの延期試合チェルシー戦は引分けでも十分に。
一方敗れたブラックプールは後半力尽きるも、相変わらず清清しい戦いぶりに拍手を送りたい。



11月頭以来の連勝で今度こそ浮上のきっかけを掴んだリヴァプール。(1-0 フルアム)

  【メンバー】
先週末ようやくダルグリッシュ就任初白星を飾った11位リヴァプール。
この試合はトーレス、カイト、マキシの3トップ。中盤はポウルセン、メイレレス、ジェラード。
一方引分けが多く15位のフルアムはA・ジョンソンとデンベレの2トップ。


  【試合展開】
試合は前半立ち上がりから前の試合の勢いを持続させるリヴァプールが猛攻。
前半6分にはメイレレスのスルーパスからトーレスが早々とネットを揺らすもオフサイド。
10分には右SBケリーの鋭いクロスからメイレレスがヘッドもGKの好セーブに阻まれる。

するとフルアムはGKストックデイルの好セーブをきっかけに次第に自らのペースに持ち込む。
29分には相手DFのトラップミスをデンプシーが奪ってシュートもGKセーブ。
さらに左A・ジョンソンの折り返しからデンベレがフリーとなるもシュートはミートせず、得点できず。

後半に入るとリヴァプールは相手DFのバックパスにカイトが足を出してブロックすると、
これをトーレスがシュート。DFに当たって方向が変わったボールはポストを叩いて跳ね返る。
このボールにキャッチに行くGKとクリアするDFが交錯。最後はDFパントシルの足に当たってオウンゴール。

ラッキーな形で先制するも、リヴァプールは前半途中で失った流れをなかなか取り戻せず。
そして試合終盤にはフルアムが猛攻を見せる。
36分には左CKからヒューズがヘッドもGKがコーナーへ逃れる。
さらにこの右CKからハンゲランがヘッドもライン上でメイレレスにクリアされる。
43分には左FKからデンプシーが落としたボールにデンベレがヒザで押し込むもGKに止められ、万事休す。


  【感想】
勝ったリヴァプールは内容はともかくようやく連勝。
とにかく今は結果がすべて。6位とは勝点差5も7位に浮上し、なんとかEL圏内へ浮上したい。

敗れたフルアムは惜しい試合。得点力の向上が今後のカギとなる。
チェルシーからローン加入のカクタにも期待。



  【移籍情報】
シティはFWアデバヨールをレアルに放出。

リヴァプールはバベルをホッヘンハイムに放出も、
アヤックスからW杯でも活躍したウルグアイ代表FWスアレスを獲得。
一方でチェルシーがトーレスを引き抜くという話が浮上。

残留争いの下位グループを含め、残り数日となった移籍期間も最後まで目が離せない。

10-11 プレミア week24 [サッカー]

FA杯3回戦の再試合を挟んで行なわれた第24週。冬の新戦力がいきなりの大仕事。


“エース” トーレスのゴールで “キング” ケニーの初勝利をあげたリヴァプール。(ウルブス 0-3)

  【メンバー】
ダルグリッシュ就任後、公式戦3戦で1分2敗といまだ勝利のない13位リヴァプール。
この試合はトーレス、カイト、マキシの3トップ。中盤はルーカス、ポウルセン、メイレレス。
一方上位陣との連戦で再び降格圏の19位に下がったウルブスはドイル、フレッチャーの2トップ。


  【試合展開】
試合は前半立ち上がりからウルブスが激しいプレスを掛け、リヴァプールを封じ込む。
前半途中までまったく置く劇の形のなかったリヴァプールは30分過ぎからトーレスがサイドに流れて
空いたスペースを2列目の選手が突くことでチャンスが生まれる。
そして36分GKのキックからトーレスが戻して、ポウルセンのスルーパス。
これに抜けたメイレレスが右から折り返すと、フリーのトーレスが合わせて先制。

後半に入っても5分自陣からのリスタートからゴール前でカイトが競ったボールが高く浮き上がると、
これをメイレレスが思い切り良くボレーシュートを叩き込み、2点目。
追加タイム46分にも左ジョンソンのスルーからカイトが抜け出し折り返し。
これをフリーになったトーレスが合わせて3点目を奪って勝利。


  【感想】
勝ったリヴァプールはようやくダルグリッシュの就任4戦目で初勝利。
内容はともかくチーム全体がポジティブな雰囲気に包まれている。
ケリー、シェルビー、スピアリングと積極的に若手の起用が続くだけに、FWの逸材パチェコの登場にも期待。
一方敗れたウルブスは失点後も粘りは見せたものの、実力の差は歴然。



“気まぐれエース” の爆発で3週間前のドローを払拭したユナイテッド。(5-0 バーミンガム)

  【メンバー】
3週間前の対戦では終了間際に痛恨の同点ゴールを許したユナイテッド。
この試合はベルバトフ、ルーニーの2トップ。中盤はナニ、キャリック、アンデルソン、ギグス。
一方16位と苦しむバーミンガムはダービシャーの下にフレブ。中盤にはスパーズから新加入のベントリー。


  【試合展開】
試合は前半2分ユナイテッドは右CKからニアでオシェイがすらしたボールをベルバトフが押し込み先制。
その後25分にキャリックがケガでギブソンと交代するも、勢いは止まらず、ゴールラッシュをみせる。
31分中盤で相手のパスを奪うと一気のカウンター。
ルーニーのパスを受けた左ベルバトフが中へ持ち出してシュート。これが決まって2点目。
追加タイム47分にも高い位置でボールを奪うと、ベルバトフのスルーから右ルーニーが折り返し。
これを逆サイドでフリーになったギグスが合わせて、3点目。

後半に入ると開始からユナイテッドはエブラに替えファビオ。バーミンガムはフレブに替えジェロームを起用。
すると8分ユナイテッドはGKのクリアを左ルーニーが巧いトラップからDFの股間抜くパス。
これをギグスが折り返すと、ベルバトフが飛び込み、4点目。
  ( ベルバトフはこれが今シーズン3回目のハットトリック。 )
さらに31分にもここまで何度もシュートを放つも、ゴールの予感のなかったナニが、
右サイドから切れ込んで左足シュートを放つと、ようやくゴールを捕らえ、5点目をあげ勝利。


  【感想】
勝ったユナイテッドは思ったようにパスが回り完勝。
現役続行を表明したギグスはキレのある動きを見せ、途中出場のギブソンも得意のミドルで見せ場作る。
さらにCBスモーリングも守備での見せ場はなかったものの、質の高いフィードで攻撃の起点に。
ミッドウィークの延期分も勝利して、2位以下を突き放したい。
一方敗れたバーミンガムはまるでいい所ナシ。残留には得点力の向上が必要。



ファン・ペルシーのキャリア初のハットトリックで快勝のアーセナル。(3-0 ウィガン)

  【メンバー】
FA杯3回戦再試合でFLCのリーズにアウェイで3-1と勝利した3位アーセナル。
この試合はファン・ペルシーの1トップ。中盤底にソングとウィルシャー、その前にウォルコット、セスク、ナスリ。
一方降格圏の18位に沈むウィガンはロダジェガの1トップ。


  【試合展開】
試合は前半21分ソングのスルーからオフサイドラインの裏に抜けたファン・ペルシーが先制のゴール。
その後も前半枠内シュートが11対0と圧倒的にゲームを支配するも、GKアル・ハブシの好セーブに阻まれる。

後半に入るとアーセナルは13分中盤からセスクが浮き球のピンポイントパスをゴール前へ。
これをファン・ペルシーがダイレクトで合わせて、2点目。
26分にはソングのスルーにセスクが後ろからG・コールドウェルに倒されPK&レッドカード。
しかしファン・ペルシーのキックはバーの上に大きく外れる。
それでも40分セスクのタテパスにウォルコットがDF背負ってボールキープすると、
走りこんだファン・ペルシーが力強く蹴りこみ、3点目をあげ勝利。
  ( ファン・ペルシーはキャリア初のハットトリック。 ) 

  【感想】
勝ったアーセナルは完勝。FA杯、リーグ杯とともに今年こそタイトルを勝ち取りたい。
一方敗れたウィガンは相変わらず守備が脆い。今後も厳しい残留争いとなりそう。



新加入ベントの一撃に沈み、首位ユナイテッドが遠ざかったシティ。(アストンヴィラ 1-0)

  【メンバー】
FA杯3回戦再試合はホームでFLCのレスターに4-2で勝利した2位シティ。
この試合はジェコ、シルバ、テベスの3トップ。中盤はデヨンク、Y・トゥレ、バリー。
一方17位のヴィラは残留争いを抜け出すためにサンダランドからFWベント、リヨンからMFマクンを獲得。
この試合はベントとヤングの2トップ。中盤はオルブライトン、ペトロフ、ダウニング、アグボンラホル。


  【試合展開】
試合は前半18分ヴィラは相手ボールを奪うと、左A・ヤングのスルーからアグボンラホルがシュート。
これをGKハートがはじくと、こぼれを新加入ベントが押し込み、先制。

これに対しシティは相変わらず攻撃が単発的。
22分には左CKからニアのコンパニがヘッドもGkセーブ。
37分には右からボアテンクのクロスにバリーがヘッドもわずかに枠の外。

後半に入るとシティはシステムを4-4-2に変更。さらに12分にはバリーを下げ、A・ジョンソンを投入。
するとようやく攻撃の形が見え始め、33分にはジョンソンが右サイドをえぐって折り返すと、
テベスがシュートも、CBコリンズが体を張ってブロック。
39分にも右CKからDFのクリアをデヨンクがシュートもDFオルブライトンに当たったボールがポストを叩く。
結局最後までシティの猛攻実らず、試合終了。


  【感想】
勝ったヴィラは今後につながる大きな勝利。
ベント、ヤング、アグボンラホルが並ぶ前線は強力なだけに今後は一気にトップ10浮上図りたい。

敗れたシティは最後まで引いて真ロム相手を崩せず。
2試合消化の少ないユナイテッドとの差が3に。
ジェコを組み込んだ新しいシステムを一刻も早く見つけたい。



3トップのゴール揃い踏みで、いよいよ完全復活を感じさせるチェルシー。(ボルトン 0-4)

  【メンバー】
アウェイで6戦勝ちがなく、首位ユナイテッドとは勝点7差の4位チェルシー。
この試合はドログバ、アネルカ、マルダの3トップ。中盤はエッシェン、ミケル、ラミレス。
一方7位につけるも、ここ4戦勝ちなしのボルトンはエルマンデル、K・デイビスの2トップ。


  【試合展開】
試合は前半11分ボルトンが最終ラインでパスを回すと、チェルシーのマルダが詰めてボール奪う。
するとこのボールをドログバが無回転でミドル。これが決まってチェルシーが先制。
41分にも左ミケルのクロスをイバノビッチが競ったこぼれをマルダが折り返し。
一旦はDFがブロックするも、再びこぼれをマルダが蹴りこみ、追加点。

後半に入っても11分左エッシェンの折り返しにニアでドログバがつぶれると、
後ろからアネルカが狙いすましたシュートを決め、3点目。
さらに29分には左エッシェンがえぐってマイナスの折り返し。アネルカのシュートはDFがブロックも、
こぼれをラミレスが思い切りよく蹴りこみ、4点目をあげ勝利。
  ( ラミレスがこれが移籍初ゴール。 )

  【感想】
勝ったチェルシーはアウェイ7戦ぶりの勝利で、リーグでは10月末以来の連勝。
ドログバの動きにも切れが戻り、いよいよ完全復調で首位ユナイテッドを追撃体制に。
一方敗れたボルトンはここ5戦で1分4敗と失速。この所中盤の連動性を欠く。

10-11 プレミア week23 [サッカー]

FA杯3回戦&カーリング杯セミファイナル1stレグを挟んで行なわれた第23週。冬の新戦力が早くも登場。


新加入ジェコのデビューも霞むテベスの活躍でウルブスを振り切ったシティ。(4-3 ウルブス)

  【メンバー】
FA杯3回戦はアウェイでエリクソン率いるFLCのレスターと対戦し、2-2で引き分け再試合となったシティ。
冬の移籍でジェコを獲得する一方でブリッジをウェストハム、サンタクルスをブラックバーンに放出。
この試合は新加入ジェコの1トップ。中盤は底にデヨンクとバリー。その前にA・ジョンソン、Y・トゥーレ、テベス。
年末年始の3連戦でリヴァプール、チェルシーを破り17位に浮上したウルブスはドイル、フレッチャーの2トップ。

  【試合展開】
試合は前半開始からウルブスが積極的な姿勢でチャンスを作る。
すると12分ウルブスは右からジャービスがクロスをあげると、DFに当たってコースが変わる。
CBのK・トゥレがクリアするも、これが味方のコンパニの体に当たってこぼれる。
これをミリヤシュがシュート。一旦はGKハートが体で防ぐも、再びミリヤシュが押し込み先制。
20分にも左サイドを崩して折り返すと、フリーでフレッチャーがシュートも、DFにブロックされ追加点ならず。

一方なかなか攻撃の形の作れなかったシティは前半途中からテベスを上げミルナーが右に回る4-4-2に変更。
徐々にリズムを掴むと40分左CKからニアでコンパニがすらすと、
逆サイドK・トゥレが体制崩しながらも、強いシュートを蹴りこみ、同点に追いつく。

後半に入ると4分シティは右サイドでボールを受けたテベスがドリブルでDF3人をかわすと、
そのままGKの股間を抜くシュートで逆転に成功。
さらに6分にもカウンターからジェコのスルーに抜け出したY・トゥレがシュートを決め、3点目。
21分にはCKのクリアをつなぎ直して、右からサバレタのクロスに
ニアでテベスがヘッドですらして、4点目を奪い、一気に楽勝ムードに。

しかしウルブスも23分ドイルが負傷のY・トゥレに替わったCBレスコットに倒されPK獲得。
これをドイルが自ら蹴りこみ、1点を返す。
さらに41分にも左CKからズバルのヘッドが決まって1点差に迫るも、ここで試合終了。


  【感想】
勝ったシティは今シーズン初の逆転勝利。まだまだ個人の力に頼る部分が大きい。
それでも現在の位置をキープしている以上、あくまで優勝を狙いたい。
一方敗れたウルブスは善戦及ばず。
上位相手には健闘しているだけに残留を争うライバルとの直接対決をモノにしたい。



カップ戦の不調を振り払い、最下位相手に快勝のアーセナル。(ウェストハム 0-3)

  【メンバー】
FA杯3回戦はホームでFLCのリーズにホームで1-1と引分け、
ミッドウィークのカーリング杯セミファイナル1stレグもアウェイでFLCのイプスウィッチに0-1で敗れたアーセナル。
この試合はファン・ペルシーの1トップ。中盤底にソングとウィルシャー、その前にウォルコット、セスク、ナスリ。

カーリング杯セミファイナル1stレグはホームでバーミンガムに2-1と勝利したウェストハム。
この試合はC・コールの1トップ。左SBにはシティから加入したブリッジが入る。


  【試合展開】
試合は前半13分アーセナルは右ウォルコットのグランだーのクロスをナスリがスルーすると、
中でファン・ペルシーが右足を振り抜き、あっさりと先制。

その後はCBのジュルーが不安定なプレーでピンチを招くものの、攻撃陣は好調。
32分にはナスリのスルーからファン・ペルシーがシュートも逆サイドのポストを叩く。
それでも41分に左クリシーの浮き球のパスからタッチ際でファン・ペルシーがマイナスの折り返し。
これを中へ入り込んだウォルコットが合わせて、2点目をあげる。

後半に入ると32分ウォルコットがブリッジに倒され、PK獲得。
これをファン・ペルシーがしっかり決め、勝負アリ。

  【感想】
勝ったアーセナルはミッドウィークのFA杯の再戦も勝って勢いを取り戻したいところ。
それでも優勝争いをしていくためにはCBの補強は必要か。
一方敗れたハマーズはまるでいい所ナシ。
報道の通りにグラントを解任し、オニールが監督就任となるのか、今後の動きに注目が集まる。



後半戦の巻き返しを賭けた “マージーサイドダービー” は痛み分けのドローに終わる。
     (リヴァプール 2-2 エヴァートン)

  【メンバー】
ダルグリッシュ監督就任も初采配のFA杯ではアウェイでユナイテッドに0-1の敗戦。
さらにミッドウィークに行なわれたブラックプールとのリーグ戦でのアウェイで1-2と敗れたリヴァプール。
この試合はトーレス、カイト、マキシの3トップ。中盤はメイレレス、スピアリング、ルーカス。
ケガ人の多い最終ラインは右SBにケリー、左SBにG・ジョンソン。

FA杯3回戦ではFLCのスカンソープに5-1と快勝した12位エヴァートン。
ヤクブをFLCレスターに放出し、さらにピーナールも移籍間近で出場出来ず。
この試合はアニチェベ、ベックフォードの2トップ。


  【試合展開】
試合は前半からリヴァプールはチーム全体が前掛りで常にゴールを狙う姿勢を示す。
すると17分には後方からのボールからトーレスがDFをかわしてシュートも、逆サイドのポスト直撃。
しかし29分左からG・ジョンソンのクロスをカイトがヘッド。
GKが防ぐも、こぼれを角度のない所から再びカイトがシュート。
これもGKハワードが体でブロックするも、跳ね返りをメイレレスが豪快に蹴りこみ、先制。

その後もチャンスを作るも、追加点は奪えず前半終了。後半開始からCBアッガーをキルギアコスと交代。
するとこれでバランスを崩したのか、一気に流れはエヴァートンへ。
後半開始わずか40秒左からのCKにファーサイドに回り込んだディスタンのヘッドで同点に追いつく。
さらに7分にはGKのリスタートからアニチェベが落とすと、(このときDFケリーが倒れこむもプレー続行)
オズマンのアウトサイドのパスからベックフォードが華麗なシュートで逆転に成功。

このままエヴァートンがシーズンダブルを決めるかと思われたが、リヴァプールも意地を見せる。
23分ゴール右のFKから逆サイドに流れたボールをシュクルテルがボレーもミートせず。
こぼれ球にマキシが詰めると、GKハワードに倒され、PK獲得。
これをカイトが左へ蹴りこみ、同点に追いつく。
その後は両チームともに決定機のないまま試合終了。


  【感想】
リヴァプールは後半失速。ベンチの駒不足は否めないものの、チーム全体の戦う姿勢は十分に感じさせた。
今後はどこまで名門の意地を見せられるかともに、若手の積極的起用を望みたい。

一方エヴァートンはケイヒルのアジア杯参戦で前線の駒不足も内容は十分。
今後はヨーロッパ圏内への浮上に期待したい。
  ( その後ピーナールのスパーズ移籍が決定 )



“上昇” スパーズと “常勝” ユナイテッドの対決は白熱のスコアレスドローに終わる。
     (スパーズ 0-0 ユナイテッド)

  【メンバー】
FA杯ではFLCのチャールトンに3-0で勝利した勝点8差の4位スパーズ。
この試合はクラウチの下にラフィー。中盤はレノン、パラシオス、モドリッチ、ベイル。

FA杯では判定に助けられながらもリヴァプールに1-0で勝利したユナイテッド。
この試合はベルバトフ、ルーニーの2トップ。中盤はナニ、キャリック、フレッチャー、ギグス。


  【試合展開】
試合は前半から決定機は少ないものの、互いに攻めあう、目の離せないゲームに。

スパーズはベイルを中心に左サイドからの仕掛けが目立つ。
前半9分には右ハットンのクロスに走りこんだクラウチが合わせるもわずかに枠を外れる。
一方ユナイテッドはラファエウが思い切りの良い突破を見せる。
23分には右ベルバトフのマイナスの折り返しからルーニーがシュートもGKがセーブ。

後半に入るとユナイテッドは17分ナニに替えアンデルソンを投入し、4-3-3に変更。
さらにスコールズが交代の準備を終え、いよいよ攻勢に出ようとする。
ところが29分アス=エコトを後ろから倒したラファエウがこの日2枚目のイエローで退場に。
これでユナイテッドは再び守備の意識が高くなる。

そこでスパーズはMFパラシオスを下げ、FWデフォーを投入し、攻撃的な4-4-2に移行。
一方ユナイテッドもベルバトフに替え、J・エルナンデスを起用し、わずかな望みを託す。
しかしその後は大きな動きなく、そのまま試合終了。


  【感想】
スパーズは最後までユナイテッドの厚い壁を破れず。2トップへの移行後も却ってバランス崩し、攻めきれず。
今後は4位を現実的な目標として、CLとの両立に臨みたい。

一方ユナイテッドは10人となった後も安定した戦いできっちり勝点を積み重ねる。
それでもルーニーを攻撃に専念させるために展開力のある中盤の選手が欲しい。



ようやく公式戦連勝で4位を奪還したチェルシー。(2-0 ブラックバーン)

  【メンバー】
FA杯ではFLCのイプスウィッチタウンにホームで7-0と大勝したチェルシー。
この試合はドログバ、アネルカ、マルダの3トップ。中盤はエッシェン、ラミレス、ランパード。
一方FA杯ではFLCのQPRに1-0で勝利したブラックバーンはカリニッチの1トップ。

  【試合展開】
試合は前半動きのないまま、後半に突入。
すると12分チェルシーは左CKからニアでテリーがすらしたボールをイバノビッチが押し込み、先制。
31分にも左CKからイバノビッチがヘッド。これをGKの前でアネルカがすらして追加点を奪い、勝利。

  【感想】
勝ったチェルシーは2ヵ月半ぶりの公式戦連勝。これでアンチェロッティの首はつながったか。
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